模倣戦略の本質とは?

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オリジナルじゃなきゃダメなのか?

今日はある番組を見ていて、ふと思いついたことを書いてみたいと思います。

その番組は、和製料理の特集をしていて、海外料理にルーツを持つ和製料理を外国人が評価するというものでした。

(最近、流行っているのか、日本のここが素晴らしい的な番組多くないですか?)

ただ、私が大学生の頃、レポートを書くために色々調べたことがあるのですが、海外から入って来たものを日本風にするっていうのは、実は、はるか昔から行われていたものなのです。

例えば、味噌や醤油といった、いかにも日本オリジナルの調味料と言えるようなものであっても、もとを辿れば中国や東南アジアなど、大抵は、海外にルーツがあったりするものなのです。

でも、勘違いして欲しくないのは、オリジナルじゃないからダメだと言いたいのではなく、日本風に改良することで、オリジナルを超えてしまうものを作れてしまう能力が、日本人には、昔から備わっているのではないのか?ということが言いたいだけなのです。

全くのゼロから、新しいものを作りだせたり、何のお手本もなく、自分らしさというものを表現できたりすることは、とても素晴らしいことだと思いますが、そんな人って、実際には、どれくらいいるのでしょうか?

そう考えると、そのような一部の天才に頼らず、優れた多様な文化を生み出してきた日本人というのは、世界に誇っていいと思うのです。

最近では、日本料理の海外での現地化も進んでいるような・・・

模倣することの有効性

会社経営において、模倣、つまり他人のマネをするっていうのは、何だかイヤな感じがしますよね。何だか自分のプライドが傷つけられるような気持ちになってしまいますし・・・

もちろん、特許や法律などで保護され、模倣すること自体が禁止されているものを模倣することはダメですが、そのようなものでないのであれば、模倣というのは、経営資源を効率的に活用でき、市場ニーズに対するリスクも小さくできるというメリットがあります。

でも、ただあからさまに模倣しているだけでは、消費者に選択してもらえる可能性はそんなに高くないでしょう。

当然、オリジナルのものよりも値段を下げたり、オリジナルのものよりも性能のいいものにしたりする工夫が必要となります。

簡単に言えば、オリジナルのものを超える必要があるのです。

そのためには、オリジナルのものを作りだした人よりも、模倣する対象について、深く洞察し、より本質に迫る必要があります。

そうすることで、本当に、オリジナルのものに足りないものを見つけ出して補ったり、オリジナルの問題点を見つけ出して改善したりすることが可能になるのです。

そして、最後には、オリジナルを凌駕してしまい、いつの間にか、消費者にとっては、こちらがオリジナルとなっていくのでしょう。味噌や醤油のように・・・

消費者にとっては、どっちが先かなんて、どうでもいいことなのです!

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