中小企業の賃金上昇!経営者のあなたはどうします?

この度は愛媛県今治市の白石茂義公認会計士・税理士・中小企業診断士事務所のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

2016年4月4日に、Yahoo!ニュースなどで、今年の春闘で中小企業の賃上げ額が、始めて大企業を上回った(1,000人以上の企業では1,122円、300人以上999人以下の中堅企業は1,128円、299人以下の中小企業は1,281円)と報じられていましたが、その原因として、中小企業側に、人材の確保のためには、賃金を上げざるを得ないと判断したとの分析がされていました。

確かに、これだけ『少子高齢化』や『人口減少』が大きな問題となりつつあるのですから、この先、労働人口の減少により、労働供給量が減少していくことは、容易に想像がつきます。

そして、普通、人を採用しても、使えるようになるには時間がかかりますから、今の内から手を打っていないと、問題が表面化し始めてからでは遅いという判断が働いたのだろうと予想できます。

少子高齢化、人口減少、・・・

又、中小企業と大企業では、平均賃金額に大きな開きがあると言われていますで、売り手市場となった労働市場で、市場原理により、中小企業の経営者側に有利であった賃金額が、適正な額へ修正されているという見方もできるのではないかと、個人的には思います。

まあ、何にせよ、賃上げは中小企業の経営者にとっては、コスト増を意味しますから、会社経営について、今までと同じということでは、近い将来、経営破たんするリスクを高めてしまいます。

それに、日本企業の経営者にありがちな、『皆と一緒』という判断は、労働者側から見れば、賃金以外のめぼしい判断基準がない状態にすることを意味するので、より一層、賃金を高くする必要性を高めるだけで、決して賢明な判断とは言えません。

このような場合に、まず、中小企業の経営者がするべきことは、労働者側にとって、賃金以外の望ましいと思えるような判断基準を提示すること、つまり、高い賃金以外の、あなたの会社で働きたいと思わせるような魅力を作ることです。

この際に重要なのは、他社に簡単に真似をされないようにすることです。

そのため、あなたの会社で働きたいと思わせる魅力は、あなたの会社らしさと密接に結び付いたものでなければなりません。

さすがに、ちょっと考えたぐらいでは、なかなか思いつかないでしょうから、じっくり考えてみてください。

皆と一緒は、あなたを選ぶ基準を減らすことですよ!

そして、次に、中小企業の経営者がするべきことは、彼ら労働者の会社への忠誠心を高め、彼らに支払う賃金コスト以上の、会社への貢献を引き出す仕組みを作り出すことです。

今の時代、コストが上昇しているからと言って、簡単に販売価格を上げることは難しいでしょう。

これを実現するには、消費者に価格上昇以上の価値があることを納得してもらわなければいけないのです。

そのため、商品価値を上昇させるには、彼ら労働者の、会社への積極的な貢献は不可欠なのです。

ですから、こちらも、よく考えてみる必要があります。

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