愛媛という市場について思うこと

少し前の話になりますが、四国にもセブンイレブンが進出してきました。

2013年に香川・徳島、2014年に愛媛、2015年に高知の順番に出店しているようです。

2014年の愛媛進出の当初には、松山市ぐらいでしか見かけなかったセブンイレブンの店舗も、2015年の現在には、私の住む今治市でも複数の店舗を見るようになりました。

今は、愛媛にもセブンイレブンがありますよ。

もうずっと前の話になりますが、私は大学生時代に広島に住んでおり、当時は、セブンイレブンがそこかしこで席巻しているのを目の当りにし、近いうちに広島の隣の愛媛にも進出してくるのだろうと思ったものです。

でも、実際に進出してきたのにはかなりの歳月がかかりました。

セブンイレブンは、『ドミナント戦略』を採用しています。

ドミナント戦略とは、特定の地域に集中して出店し、その地域のシェアを奪い、競争を優位にしようとする戦略です。

私が大学生時代に広島で目の当りにした、セブンイレブンの出店状況は、まさにドミナント戦略そのものでした。

では、なぜセブンイレブンが愛媛に進出するのに、こんなに時間がかかったのでしょう?

それは、ドミナント戦略を採用するセブンイレブンからすれば、当時は、愛媛県という市場が、今治市や新居浜市は言うに及ばず、松山市であっても、あまり魅力がなかったのだろうと、私は思います。

おそらく、当時は、今治市や新居浜市は言うに及ばず、松山市であっても、愛媛という市場は、ドミナント戦略などによって、大規模展開するには不向きな市場だと判断されたのでしょう。

そうであるならば、愛媛という地域は、全国展開する大企業には入りにくく、逆に、地元の中小企業にとっては、ある意味やりやすい地域だったのかもしれません。

しかし、これからの人口減少社会を見すえて、全国展開する大企業の側も、どんどんと効率性のハードルを下げ、売上を維持するために、利益率を下げてでも、地方にこれまで以上に進出してくるかも知れません。

今回は、小売業の話ですが、他の業種も含め、地方の中小企業が生き残るのは、どんどん難しくなってきているように思います。

もし、その時に備えていない経営者の方がおられましたら、なるべく早く、その時に備えておく必要があるのではないでしょうか・・・ 

これからの備えをしていきましょう。