貸借対照表を理解するポイント教えます!(中小企業経営者のための決算書入門!その3)

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このブログ記事は、2019年2月5日に改題・更新しました。

今回は、「貸借対照表」についてお話ししたいと思います。

貸借対照表は難しくない!

中小企業の経営者であるあなたは、「貸借対照表」について、どんな印象を持っているでしょうか?

「貸借対照表」についてどんな印象を持っていますか?

やはり、「実はよく分からない……」といった感じでしょうか?

確かに、損益計算書と比べて、貸借対照表は何を表現したいのかがイマイチ分かりにくいところがあるので、あなた以外の中小企業の経営者の方とお話をしていても「分かりにくい」といわれることが多いです。

けれども、それぞれの決算書の関係をきちんと理解できていますか?(中小企業経営者のための決算書入門!その2)でも説明したように、貸借対照表は全ての決算書の中心に位置づけられるものですから、避けて通ることはできませんし、それにポイントをいくつか押さえてしまえばそんなに難しいものでもありません。

そこで、貸借対照表を理解する上で押さえておくべきポイントを2つ紹介します。

貸借対照表を理解する上で押さえておくべきポイント!

まず、貸借対照表を理解する上で押さえておかなければならないのは、貸借対照表というのは「企業がどこから資金調達をして、調達した資金をどのような形で運用しているのか?」というバランスを表しているものだということです。

貸借対照表の図①

一般的な企業の場合、貸借対照表は流動性配列法によって表示されているので、資産については換金可能性が高い順に、そして、負債については返済期限が早い順に並べられ、更に、返済が不要な純資産については負債の下に並べられ、それぞれ表示されています。

そのため、「どのような資金運用をしているのか?」を表す資産と「どこから資金調達をしているのか?」を表す負債・純資産とのバランスを見ることで、財務的に安全な企業経営ができているのかを確かめることができます。

次に、貸借対照表を理解する上で押さえておかなければならないのは、貸借対照表を見る場合には、今期のものだけではなく、前期以前のものについても準備をする必要があるということです。

貸借対照表の図②

それぞれの決算書の関係をきちんと理解できていますか?(中小企業経営者のための決算書入門!その2)でも説明したように、貸借対照表はストックに関する情報を表しているものですから、今期のものだけを見ていては“結果”としての残高がどうなっているのかしか読み取ることができません。

そこで、数年分の貸借対照表を並べることで、「どの科目の金額が大きく変化したのか?」を知ることができ、貸借対照表を構成している資産や負債、純資産のバランスがどのように変化しているのかを把握することができるようになるわけです。

そして、年々の資産や負債、純資産のバランスの変化の仕方を見ることで、「自分の思い描いているような企業経営ができているのか?」や「自分の理想とする状態に近づいているのか?」などをチェックすることができるようになります。

次回は、「損益計算書」について解説してみたいと思います。

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