インボイス制度の導入スケジュールはどうなる?

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このブログについては、最新の情報を踏まえて、2016年8月9日のブログにて、続きを記載しております。続、インボイス制度の導入スケジュールはどうなる?

消費税の税率10%への引上げの再延期

今日は、消費税についてお話ししたいと思います。

消費税の税率10%への引上げについては、平成28年6月1日に、安倍首相が会見を行い、引上げ時期を平成29年4月1日の予定から、平成31年10月1日に再延期することを表明され、10%への引上げ時期が先延ばしされることになりました。

又、これに伴い、軽減税率の導入に関しても、延期されることになっています。

もちろん、これらのことは、あなたもご存知でしょう。

しかし、気になるのは、適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス制度のことです。)に関しては、安倍首相の会見ではインボイス制度の導入時期の変更の有無については言及しなかったことから、平成28年6月16日の段階では、延期されるのかどうかが不明になっているということです。

予定では、平成33年4月1日からとなっているが・・・

インボイス制度どうなる??

これについて常識的に判断した場合、インボイス制度の導入は、軽減税率を導入することに対応してのものなので、本来は、軽減税率の導入が延期されたのであれば、これに合わせて延期されるべきものだと思われます。

しかし、軽減税率の導入の有無に関わらず、消費税の計算を正しく行うには、そもそも現行の簡便な計算方式には問題があり、この点に関しては、インボイス制度によった方が望ましいといった事情もあります。

特に、(正確な数字は分かりませんが)消費税の一部が国庫に納められていないという、いわゆる益税が生じるという問題は消費税導入当初から言われてきており、もしかしたら、インボイス制度の導入に関しては、当初のスケジュール通り行われる可能性があります。

更に言うなら、国側の、少しでも税収を確保したいという思惑から、仮に税率が10%に引上げられない事態になっても、インボイス制度だけは、当初のスケジュール通りに導入される可能性も、全く無いわけでもないようにも思われます。(インボイス制度を導入することで、今まで国庫に入っていなかった部分を捕捉し、何らかの改正を行うことで徴収することができれば、少しでも税収不足分を補える??)

個人的には、消費税については、成立そのものが、政治的な妥協の末にできたという歴史を持っているため、かなり問題がある税制だと思っています。

そういう経緯があるからなのかも知れませんが、国民に人気のある安倍首相ですら、2度の延期をするくらいですから、今後も簡単には税率を引上げられない気がするのです。

本当に10%に上げられるの?

そのため、インボイス制度が導入されることは、事業者や私たち税理士にとっては、非常に迷惑なものではありますが、少しでも国民の理解を得るためには、致し方ないのかも知れません・・・

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