会社経営、変えていくものと、変えてはいけないもの

この度は愛媛県今治市の白石茂義公認会計士・税理士・中小企業診断士事務所のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

今日は、会社経営について、『変えていくもの』と『変えてはいけないもの』との関係をお話ししたいと思います。

最近思うのですが、近頃の会社経営は変化との戦いですよね。

そして、この変化のスピードは、私の気のせいでなければ、だんだんと加速しています。

昔は想像も出来なかったようなサービスが次々と登場し、昔は流行ったサービスが、気がつくと消えてしまっている・・・なんてことは、最近、よくあります。

一方、日本人の気質なのかも知れませんが、変化を嫌う経営者は意外と多いです。

経営者という道を選択した以上、危険とは無縁ではいられないはずなのですが、それでも安全でいきたいという心理は強く働くのでしょう。

その気持ちはよく分かります。

変えていくもの?変えてはいけないもの?

しかし、変化をしないことが、危険度を下げることを意味するわけではありません。

それどころか、周りの環境が変化しているのに、自分を変えていかないということは、環境に適応できないということですから、そのままでは、むしろ危険度は高くなってしまいます。

一方で、一見矛盾するようですが、確かに、会社経営には、『変えてはいけないもの』もあります。

それは、あなたの会社を、他の誰でもないあなたの会社らしくさせている中心的な部分であり、根本的な部分です。

そのため、『変えていくもの』を変えなければ、会社経営を続けていくことが難しくなりますが、『変えてはいけないもの』を変えてしまっても、会社経営を続けていくことが難しくなるのです。

例えば、『変えていくもの』である事業ドメイン(事業領域)は、会社を成長させるためには、定期的に見直しをすることが必要なものですが、『変えてはいけないもの』である「そもそも自分たちは何をする会社なのか?」という基本的な考え方がブレていると、会社経営が不効率になり、会社経営を危機に陥らせる場合があります。

自分たちが何をする会社なのかが不明瞭なために、目先の成長率や収益率のことばかりに目がいき、成長産業と見るや、既存事業との整合性などお構いなしに、無秩序に進出し、不必要に事業ドメイン(事業領域)を拡大させてしまう場合があるからです。

このような危険を避けるためにも、『変えてはいけないもの』をしっかりと定着させておくことが重要なのですが、これらは一朝一夕ではできません。

そのようなものを定着させるための、仕組みを構築する必要があるのです。

そして、実は、『事業承継』の場面も、そのような仕組みの構築が必須のものです。

なぜなら、事業承継とは、経営者が変わる場面であると同時に、その会社らしさの根幹部分を損なうことなく、次に引き継がせる場面でもあるからです。

ですから、『変えてはいけないもの』をしっかりと定着させる仕組みを構築してあることが必要になります。

しかし、多くの経営者は、それを怠りがちです。

そこで、私の事務所では、このような問題に対応するため、事業承継支援業務というメニューを用意しています。

事業承継は、経営者が変更する時だけの問題ではありません。普段から準備しておくものです。

手遅れにならないよう、早めの対策が肝心です。

事業承継をするためには、そのための準備が必要となるので、時間がかかります!

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