商品を想定より高い価格で販売したら・・・

この度は愛媛県今治市の白石茂義公認会計士事務所・白石茂義税理士事務所・白石茂義中小企業診断士事務所のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

今日は、『シグナリング理論』について、お話ししたいと思います。

つい先日、経歴詐称のニュースを見ました。

その人は、テレビにも、よく出ていたらしいのですが、出演前に、テレビ局はチェックをしてなかったんでしょうかね?

事実確認こそ、マスコミの得意分野だと思うんですが・・・

ウソはだめです!

まあ、そんなことはともかく、『シグナリング理論』について説明すると、シグナリング理論とは、マイケル・スペンスによって示された、(労働)市場が、情報の非対称性の状態にある場合、情報を持っている側が、情報を持っていない側に、自分の持っている情報を開示することを指した、ミクロ経済学の概念のことです。

そして、マイケル・スペンスは、このシグナリング理論について、まさに、学歴を例に出して説明しています。

ざっと要約すると、労働の需要者である企業は、労働の供給者である労働者の能力、つまり生産性が高いのか低いのかが分からないので、労働者の側から、生産性の情報の代替として、高学歴であるという情報を開示するという説明をしました。

これだけだと、『?』となるかも知れないので、更に解説を加えます。

高校を卒業してすぐ就職をする場合と、大学まで進学して就職をする場合、もし、どちらも給与の月額が同じだとすると、大学に進学する場合には、少なくとも4年は給与を獲得できず、更に学費まで支出することになるので、合理的に判断するのならば、大学進学というのは選択しないはずです。

しかし、現実的には、大学進学を選択する人もいます。

その理由は、現実には、高校までしか行かなかった人と、大学進学をした人では、就職した時の給与の月額が違うからだと説明するのです。

つまり、大学進学という選択は、自分の生産性の高さを、労働市場においてシグナルとして発信するためだと考えるのです。

まあ、このシグナリング理論は、日本の学歴社会を上手く説明はしています。

現実的に、企業の側も、労働者の生産性を事前に知ることはできませんから、学歴というシグナルはありがたいというわけです。

高学歴≒生産性が高いということの、真偽のほどは・・・

そして、このシグナリング理論は、マーケティングの世界にも、『シグナリング効果』として影響を与えています。

例えば、ある商品の価格を、想定以上に高額に設定して販売する手法です。

これは、高額というシグナルが、購入者に、「高品質であるはずだ!」という判断を促す効果を狙ったものです。

経営者の皆さん、あなたも自分を高く売るためのシグナルを発していますか?

でも、ウソはだめですよ!

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