事業融資と税金の関係?

この度は愛媛県今治市の白石茂義公認会計士事務所・白石茂義税理士事務所・白石茂義中小企業診断士事務所のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

今日は、借入金の返済と税金の関係について、お話ししたいと思います。

『マイナス金利』の影響が、世間を賑わせています。

そのためなのか、銀行によっては、思ったよりも有利な条件で、事業資金の融資を受けることができるところもあるみたいです。

とは言え、事業資金の貸付けについては、低利ではあっても、いわばプラス金利ですから、元本が減少することはありません。

さすがに、融資を受ける際に、『元本の返済について考慮していない!』なんて人はいないでしょうが、中には、『借入額が多くなると、その分、返済の際に、税金の支払いも多くなる!』ということが理解できていない人はいます。 

借入額が多いと、税金の支払いも多くなる・・・

どうやら、借入金を返済することは、お金が会社から出ていくことなので、費用(ないしは損金)の計上になるのだと、勘違いをされているようなのです。

もちろん、借入金を返済しても、費用は計上されません。

費用として計上されるのは、支払利息だけです。元本の返済は、費用計上されないのです。

借入金の返済については、(借入金)××(現預金)×× という仕訳が切られるので、負債の減少と、資産の減少が、同額で生じます。

そして、それは、借入金を返済する額だけ、現預金、つまりキャッシュが減るわけですから、この額が、一体、どこから工面されるのか?ということになるわけです。

ここで、めちゃくちゃ簡略化して、フリーキャッシュフローの額を算出する式を求めると、『税引後利益+減価償却費±運転資本の増減-有形固定資産の取得による支出』と求められます。

そして、この式を見ると、フリーキャッシュフローをプラスにするには、普通、税引後利益がプラスでなければいけないですから、ここからも、多額の借入金を返済するためには、多額の税金を支払わなければならないことが証明されます。

(減価償却費がすごく大きい場合などには、税引後利益がマイナスでも、フリーキャッシュフローがプラスになる可能性はありますが、現実的ではないので、ここでは無視します。)

税金を支払った後の利益で、借入れの返済をするのですよ!

経営者の皆さんは、私が思うよりも、ずっと税金の支払いを嫌いますが、上述のように、多額の融資を受けるということは、同時に、多額の税金を支払うことを意味します。

どうですか?そのあたりのことを、きちんと考えていますか?

(まあ、裏技もあることには、あるんですが・・・)

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