銀行のビジネスモデル?

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マイナス金利政策は上手くいっているのか?

2016年8月14日の日本経済新聞に、日銀のマイナス金利政策のプラス面とマイナス面の影響と、9月の金融政策決定会合でマイナス金利政策の効果を見極めるという記事が載っていました。

実は、2016年8月13日の日本経済新聞でも、マイナス金利政策に関する記事が載っており、こちらは、マイナス金利政策が、3メガ銀行グループ(三菱UFJ、三井住友、みずほ)の2017年の3月決算で、3,000億円の減益要因になるという見方が示されていました。

これらの新聞記事を読む限りでは、マイナス金利政策によって、銀行はかなり困っているようです。

又、マイナス金利政策の日本経済に与える影響を見ても、導入の目的である『物価上昇』の兆しは見られず、マイナス金利政策に疑問が投げかけられるのは致し方ないのかも知れません。

ただ、住宅関連の投資やローンは増え、大企業の社債発行も拡大しているようなので、それなりに意味はあるのではないかと個人的には思っています。

しかし、そうはいっても、これ以上、銀行がダメージを受け続けると、財務バランスを図るためにも、融資先を絞り込んでくる危険もあります。

そう考えると、そろそろ考え直す時期なのかも知れません。

銀行のビジネスモデルは大丈夫か?

最近、よく思うことなのですが、そもそも、銀行の融資に関するビジネスモデルは時代にマッチしているのでしょうか?

私の目には、日本経済は、成長期はとっくに過ぎ、既に成熟期にどっぷりつかっているように見えるので、どう考えても、銀行の融資事業にとってはマイナス材料です。

日本経済が、高度成長期にあったころに適合していたビジネスモデルでは?

銀行が融資をしたい優良企業の多くは、既に成熟期に入っているので、資金的には困っていません。つまり、融資を必要とはしていません。

一方、これから成長期に入ろうとして企業(ベンチャー企業など)は、多額の融資を必要としていますが、近頃の事業は、ハイリスク・ハイリターンな事業が多いため、融資をしても回収できないリスクが高すぎます。

つまり、法定金利を超える高い金利でなければ儲かりません。(金利が高ければ、回収不能な融資先が一定数生じても、他の成功した融資先から多額の利息を回収できるので、全体としては十分な利益が出るはずです。)

これらのつじつまを合わせ、法定金利により、事業融資で十分な利益を出すには、銀行は、協力者の方も含めて、かなりの目利きを揃えておかなければならないはずですが、私の見た限り、あまりそういうことを重視しているようには見えません。(あくまでも、私の主観ですが・・・)

このように考えると、銀行のビジネスモデルも、いずれ現状に合わせて転換する必要に迫られる感じがします。

ただ、それが、証券や保険の代理販売などを主力にするというのでは、少々興ざめです。

中小企業の多くは、今でも資金需要が大きいので、工夫次第では、事業融資にも大きな可能性はあると思います。

そのためには、今までのように、他のライバル銀行や金融庁ばかりを見るのではなく、預金者や融資先をよく見る必要があると思うのですが、どうでしょうか?

横並びの発想では、何も変わりません!

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