3C分析(あなたの会社を強くする方法!その3)

この度は、白石茂義公認会計士事務所のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

このブログ記事は、2018年5月10日に改題・更新しました。

今回は、3C分析について紹介したいと思います。

3C分析とは何か?

経営者であるあなたは「3C分析」をご存知でしょうか?

3C分析とは、「自社(Company)」の視点だけでなく、「競合(Competitor)」や「顧客(Customer)」の視点を加えた3者の視点から行う分析手法のことです。更には、「協力者(Cooperator)」もしくは「流通者(Channel)」の視点を足して4C分析と呼ぶ人もいます。

3C分析の図

自社(Company)の視点の分析:自社の経営資源や自社の強みや弱みなどを分析すること

競合(Competitor)の視点の分析:競争条件や競争相手の強みや弱みなどを分析すること

顧客(Customer)の視点の分析:ミクロの視点から顧客の特性などを分析したり、マクロの視点から市場の規模などを分析したりすること

3C分析のビジネスフレームワークは、他のビジネスフレームワークと比べてもかなりシンプルですが、それ故に適用できる範囲が広く、多角化をする際の新事業の検討や、差別化をする際の「USP(Unique Selling Proposition)」の探索などにも使うことができます。

又、分析の仕方に対する自由度が高く、それぞれの状況に応じて、自社(Company)の視点の分析、競合(Competitor)の視点の分析、顧客(Customer)の視点の分析の検討をする順番を変えても大きな問題は生じません。*

例えば、多角化をする際の新事業の検討をするのであれば、オーソドックスに、顧客(Customer)の視点の分析→競合(Competitor)の視点の分析→自社(Company)の視点の分析の順番で検討していくのが最も効果的ですが、差別化をする際のUSP(Unique Selling Proposition)の探索をするのであれば、自社(Company)の視点の分析→競合(Competitor)の視点の分析の順番で“自社の強み”を探しつつ、同時に顧客(Customer)の視点の分析によって“市場で受け入れられるのか?”を検証していくのが最も効果的です。

3C分析の図②

*顧客(Customer)の視点の分析→競合(Competitor)の視点の分析→自社(Company)の視点の分析という順番を守ることを強く主張する人もいますが、あまり説得力があるとは思えません。

3C分析をする上での注意点!

3C分析は思考するための基本的な枠組みについては示してくれますが、細部についてはそれぞれ自分で工夫しなければならないことも多く、初心者にとっては何をすればよいのかが分かりにくいので、見た目よりもずっと難易度が高い分析手法です。

そのため、使いこなせるようになるまでは、私のような経営相談を専門としている第三者に指導してもらうのがベストなのですが、そういうわけにもいかないという場合もあるでしょう。

そこで、そういう場合には、3C分析を行う目的を常に意識することを心掛けてみてください。そうすることで、分析の軸がブレてしまうのを防ぎ、本来の目的とはかけ離れた分析をしてしまうのを避けることができるはずです。

ちなみに、3C分析を行う主な目的は、「成功要因(Key Success Factor)」を見つけ出すことです。

成功要因(Key Success Factor)を見つけ出すこと!

あと、無理に3C分析のみで完結させようとするのではなく、他のビジネスフレームワークも併用しながら分析を行うのもひとつの手です。

例えば、前々回に紹介したSWOT分析や次回紹介する予定のファイブ・フォース(5F)分析は、お互いの分析結果をそれぞれ補完できる関係にありますし、どちらかというと3C分析よりも取り組みやすいので、これらを併用することで分析の難易度を少しは下げられるかもしれません。

次回は、ファイブ・フォース(5F)分析について解説したいと思います。

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