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このブログ記事は、2017年11月3日に改題・更新しました。
今回は、どこから借りるのか?について考えてみたいと思います。
融資の申込みをするならどの金融機関?
経営者であるあなたは、どの金融機関に融資の申込みをしているでしょうか?
下図のごとく、金融機関にはたくさんの種類があるので、融資を成功させるためには、それぞれの金融機関の特徴をきちんと把握しておく必要があります。
![金融機関の種類](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=593x10000:format=png/path/sd175ba47308b7fa8/image/icb765cffe9458ee3/version/1586770229/%E9%87%91%E8%9E%8D%E6%A9%9F%E9%96%A2%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E.png)
おそらく、あなたが融資の申込み先として考えているのは、都市銀行・地方銀行(厳密には第一地銀と第二地銀があります!)・信用金庫・信用組合あたりではないでしょうか?
これらは「預金業務」「融資業務」「為替業務」などを行っている金融機関である点で共通しますが、成立の根拠となる法律の目的の違いや調達できる資金量の違いなどから、対象とする顧客の範囲がそれぞれ異なっています。
例えば、もし、あなたが地域密着で事業を行っている比較的小規模な事業者であれば「信用組合」や「信用金庫」に融資の相談をするべきであり、いくらネームバリューがある方が良いからといって、「都市銀行」に融資の相談に行っても、ほとんど相手にしてもらえません。
逆に、もし、あなたが全国展開している大きな会社の経営者であるならば「信用組合」や「信用金庫」に融資の相談をしたとしても、これらの金融機関ではあなたの要望に応じることが難しく、結局は「都市銀行」や各地の「地方銀行」に融資の相談をしなければならなくなります。
![どの金融機関に融資の相談をするのかは、重要なポイントです!](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=462x10000:format=png/path/sd175ba47308b7fa8/image/i3efcc30d2916ff49/version/1510045251/%E3%81%A9%E3%81%AE%E9%87%91%E8%9E%8D%E6%A9%9F%E9%96%A2%E3%81%AB%E8%9E%8D%E8%B3%87%E3%81%AE%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%AF-%E9%87%8D%E8%A6%81%E3%81%AA%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%A7%E3%81%99.png)
尚、一つの銀行とだけベッタリというのは、融資を断られた場合のことを考えると非常に危険です。万が一に備えて、活動している地域の複数の銀行と広く浅くお付き合いをしておくべきでしょう。(いくら良くしてくれていても、その銀行員は数年で転勤していなくなりますよ!)
ノンバンクのメリット・デメリット
ノンバンクとは、銀行以外の金融機関であって、「貸金業務」を営む金融関連業者の総称のことです。
ノンバンクには、
- 銀行よりも審査が緩く、資金使途を細かく問われないこと
- 手続きが簡単なので、即日融資が受けられること
などのメリットがありますが、
- 銀行の融資などと比べて金利が非常に高いこと
- 融資の限度額が低く設定されており、高額な融資には対応できないこと
などのデメリットがあります。
そのため、相手が正式に許可されているノンバンクであったとしても、利用する際にはとても注意が必要です。一部の例外を除き、緊急時にやむをえず利用しなければならないとしても、短期間で返済できることが確実であるような場合以外には利用を控えるべきでしょう。
![ご利用は計画的に!](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=282x10000:format=png/path/sd175ba47308b7fa8/image/i9f62b8a052305e1c/version/1510045241/%E3%81%94%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%AF%E8%A8%88%E7%94%BB%E7%9A%84%E3%81%AB.png)
それに、普段から資金収支をきちんと把握できていれば、どのタイミングで資金が足りなくなるのかはあらかじめ予測することができます。
そうであれば、早いタイミングで複数の金融機関に相談に行くこともできるでしょうし、審査に多少時間がかかったとしても待つことができるのではないでしょうか?
次回は、個人事業者と法人、どちらが借りやすいのか?について解説したいと思います。
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